愛犬の問題行動の原因はあなたです!!

このブログは私の経験だけでなく、私がバイブルにしている秘密がベースにあります。

それを見れば、愛犬の問題行動は、飼い主であるあなたが原因だとわかるでしょう。

 

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今まで唸らなかった愛犬が、触るだけで唸るようになった・・・
その原因は、ひょっとしたら○○かもしれません。

愛犬が唸るときの対処方法をまとめてみました。

機嫌悪い犬?

目次

●なぜ犬は唸るのか?

犬が唸る理由は様々なものが考えられますが、威嚇するために唸ることが多いです。
威嚇して唸る場合は、それがエスカレートすると噛みつく行動につながりかねませんので、しつけ直しによる矯正が必要です。

しかし、威嚇以外の場合もありますので、それぞれどんな場合か以下に場合分けしてみました。

飼い主さんに唸る

遊びの時を除いて、飼い主に対して唸るのは、飼い主に対する威嚇です。

例えば、ご飯を食べているときに、近づいたり手を差し出したりすると唸る場合、ご飯を取られまいと、威嚇しているわけです。

飼い主さんに、あっち行け!と言っているわけです。

これを放置すると、飼い主さんが近づいただけで噛みつく可能性が出てきます。

主従関係の逆転が主な理由と考えられますので、主従関係の再構築が必要です。

きちんと主従関係ができていれば、飼い主さんがご飯に触れたからといって唸ることはありません。
むしろ、もっとご飯をくれるのか、と期待するのです。

飼い主さん以外のものに唸る

飼い主さん以外の人に唸る
他の犬が近づいてきて唸る
何か物音がして唸る

など、飼い主さん以外の対象物に唸る場合は、吠える場合の警戒吠えと同じで、恐怖によるものです。
何か不安なもの、怖いものが近づくと威嚇するために唸ります。

遊んで興奮して唸る

遊んでいるときに、度々唸ることがあります。

おもちゃを振り回して唸る、
おもちゃを犬同士や飼い主さんと引っ張り合いをして唸る

などです。

この場合は、単に興奮して唸っているだけなので、とくに問題はないと考えます。

普段唸らない子が唸る場合  健康上の問題かもしれません

普段唸らない子が、触るだけで唸る場合や何も唸るべき対象がないのに唸る場合・・・。
これはなんらかの健康の障害が出ている場合が考えられます。

どこか痛いところがあるときや、てんかん性など何か発作に近いことが起こっている場合などです。

もう10年近く前でしょうか、我が家のダックスの男の子が、急に唸るようになったことがあります。
背中をなでたり、抱きあげると唸る、手を離すとやめる、という感じです。

その数時間後、睾丸がパンパンに腫れてきて、あわてて救急病院にかけこみました。

何かばい菌が入ったのだということで、抗生物質の投与で事なきを得ました。

いつもと違って急に唸りだしたときは、何か健康上の赤信号の可能性があることを知っておきましょう。

機嫌よいダックス

●犬のしつけ 唸る犬を直す方法

飼い主さんに唸る場合

原因が主従関係の逆転ですから、主従関係の再構築が必要です。

犬にリーダーとして信頼されることが必要です。

主従関係については、以下の記事を参考にして、飼い主としての心得を実行してください。
参考記事:犬のしつけの基本1 主従関係構築の7つの心得

唸ることに対して飼い主がリーダーとしてとるべき大事な行動は、決してひるまないことです。

犬が唸ったとき、びっくりして声をあげたり、ひるんだりすると、
賢い動物である犬は、ますます自分が優位であることを自覚して、ますます主従関係が逆転してしまいます。

食事のときに唸る場合、食事は飼い主から与えてもらうもの、と犬に理解させねばなりません。

この場合効果的なのは、ご飯を器にいれて食べさせるのではなく、飼い主さんの手から直接与えることです。

最初は1粒1粒、手から与えます。犬の目の前で、容器からご飯を出して、1粒ずつ手で与えます。

これに慣れれば、器に少量(数粒)だけ入れて与えます。これを繰り返します。

こうすることで、食事は飼い主さんから与えてもらうもの、と理解していくのです。

このように、唸る原因となっている事象(この場合はご飯に近づくと唸る)が、
犬主導でなく飼い主主導の行動にしていく
わけです。

これと並行して、

飼い主としての心得を日々実践すること
参考記事:犬のしつけの基本1 主従関係構築の7つの心得

・その他の課題行動の訓練、とくに服従訓練と言われるリーダーウォークの訓練を実施すること
参考記事:犬のしつけで服従訓練って何?どんな効果があるの?

で、主従関係の強化をしていけば、飼い主さんに唸るということもなくなっていくでしょう。

飼い主さん以外の人やモノに対して唸る場合

これは、警戒吠えの対策と同じように、唸る理由・原因が、唸る必要のないことだと理解させることが必要です。

そのためには、
・社会化を促進して、いろいろな刺激に慣れるように育てる
・社会化が不十分である場合、警戒する対象が楽しいことにすり替えて、強引に慣れさせる

ということが必要です。
社会化の促進と警戒吠えの対策は以下の記事を参考にしてください。
社会化促進  →参考記事:犬のしつけの基本3 『社会化』 ~しつけのもう1つの柱~
警戒吠えの対策→参考記事:犬の無駄吠えを直すしつけ 大きな2つの原因と対策 

●まとめ

犬が唸る原因は、警戒心によるものが多いわけですが、それ以外が原因の場合もあります。

特に、健康の赤信号である唸りの場合、そのシグナルを飼い主さん自身が見落とさないように注意しましょう。
人間の言葉をしゃべれない犬は、症状に出たときには手遅れになるくらい容体は急変するものです。

警戒心によって唸る場合、飼い主さんに対する場合とそうでない場合とで、対策が異なりますが、放置しておくと、噛みつくことにもつながる可能性があります。早急に対処して直すようにしましょう。

愛犬の問題行動の原因はあなたです!

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それを見れば、愛犬の問題行動は、飼い主であるあなたが原因だとわかるでしょう。

 

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