犬に服従訓練をして、しつけを強化しましょう、とか
犬に服従訓練をして主従関係を強化しましょう、とか
お聞きになったことがあるでしょうか?
じゃあ、服従訓練って何?
ということと
どんな効果があるの?
ということをまとめてみました。

目次
●犬のしつけで服従訓練とは
服従訓練の定義は、若干、トレーナーさんによっても範囲が異なるようです。
おすわり、お手、待て、おいで、ハウスなどの基本的な課題行動も含めてすべてを
服従訓練と言う人もあれば、これらの課題行動の中で、特にリーダーウォークを
取り上げて服従訓練という人もいます。
難易度の高いものほど、
服従度合い(飼い主さんをリーダーだと認める度合い)も高い、
ということができますので、やはりこの中で難易度の高いリーダーウォークのことを
服従訓練だと言う人が多いのではないでしょうか?
私も、数ある課題行動の中で、あえて服従訓練を上げるとすれば、リーダーウォークをあげさせてもらいます。
→参考記事:犬のしつけ 楽しく散歩をするしつけとルール
●リーダーウォークはなぜ服従訓練としてよいのか?
おすわり、お手、など簡単な課題行動は、頭のよい犬であれば簡単に習得できます。
それこそ、1回で覚えるわんこもいるでしょう。
ただし、おすわり、お手ができた=飼い主をリーダーだと信頼しているからできた
とは限りません。
単におやつをもらえるという条件反射(パブロフの犬と同じですね)の場合もあるでしょうし、
本当に賢い子は、どんな行動を取ればおいしいものがもらえるのかを理解したうえでするでしょう。
パピー教室なんかに行けば、モノ覚えのよいプードルなんかはすぐできて褒めてもらえ、
そうでない犬種はなかなか褒めてもらえない、ということがあります。
プードルは頭がよいので、何をすればおいしい思いができるのかをすぐ理解してしまうのです。
そんな子は、自分の期待通りに事が運ばないと、すぐにすねてどこかに行ったり、、
粗相をして飼主さんを困らせたりします。まさに我が家のプードルの女の子がそうでした。

それに対し、常に飼い主の横を歩く訓練であるリーダーウォークは、
犬が飼主に合わせて行動する必要があります。
飼主が歩けば犬も歩く。歩くスピードも同じスピードに合わせる。
飼い主が止まれば即座に犬も止まる。
リードを通じて飼い主からサインが出れば、飼い主の指示を待つ。
これらの行動がきちんとできればすぐ褒めてあげる。
逆に、犬が飼主のペースを無視して引っ張りをすれば、犬にダメだとわかるように??って、散歩はやめてすぐに家に帰る。
楽しい散歩も中止です。
これを繰り返すうちに、犬本位の意識は影を潜め、飼主さんの顔色を伺うようになります。
そして、常に飼い主さんに合わせよう、という意識が芽生えるのです。
30分、1時間と散歩の時間を長くしていけば、忍耐力も生まれ、いつしかそれが当たり前のようになります。
飼い主さんの言う通り行動すれば、楽しい。
飼い主さんへの信頼感が育まれ、主従関係が強化されていきます。
このように、リーダーウォークは服従訓練として最適なのだと言えます。
●リードの使い方に気をつけよう
リーダーウォークの訓練では、リードは常に緩めた状態で犬との距離を取ることが肝要です。
リードで誘導するのではなく、飼い主が歩く方向に犬が合わせてついてくる、この距離感を大切にしましょう。
●まとめ
リーダーウォークは、飼い主に愛犬が合わせて行動することで、
主従関係=信頼関係を強化するうえで効果的なので、服従訓練と言われています。
叩いたりして叱りつけることが服従訓練ではありませんので、
誤解のないように、正しく愛情をもって愛犬をしつけるようにしましょう。



