愛犬の問題行動の原因はあなたです!!

このブログは私の経験だけでなく、私がバイブルにしている秘密がベースにあります。

それを見れば、愛犬の問題行動は、飼い主であるあなたが原因だとわかるでしょう。

 

犬のしつけの秘密(バイブル)はここをクリック!

PRあり

散歩は愛犬の行きたいところへ好きに行かせる・・・それが危険なことだと知っていましたか?

愛犬と散歩することは、飼い主さんにとっても楽しいひと時ですよね。
そんな楽しいひと時が無残な事故の顛末とならないためにも、しつけと散歩のルールを守って楽しみましょう。

散歩中のダックスちゃん

目次

●犬のしつけ 飼い主としての散歩のルール

散歩をするとき、飼い主さんとして最低限守るべきルールがありますね。
・排泄はさせない(散歩の前にさせておく。最悪、外で排泄した場合は処理をする)
・リードは必ずつける
・車や自転車、歩行者など、他人とすれ違うときには、リードを短くもって愛犬を引き寄せる

こういった散歩のルールというのは、当たり前のものだと私は思っていましたが、
愛犬家と呼ばれる人の中には、リードをつけずに散歩をする、という方もおられるようです。

愛犬が飼い主の横をぴったり寄り添うように歩く、リーダーウォークができている、
というのがその理由のようですが、リードを付けずに散歩するのはいかがなものかと思ってしまいます。

リードなし、でドッグランなど決められた場所以外で犬を散歩させることは、
法的にも禁じられています。

例え禁じられていなくとも、リードがないことで過去に悲惨な事故が発生した事例はたくさんあります。

他人に飛び掛かった、他の犬に飛び掛かった、飛び出して車に轢かれた、
といった犬ではありがちな事故のほか、郊外ではトンビや鷹にさらわれてしまう、
といった事例もあるようです。2~3kg程度の小型犬であれば、トンビがさらっていくことも簡単でしょう。

また、事故にならなくとも、犬嫌いな人にとって、リードのされていない見知らぬ犬が近づいてくる、というのは脅威なのです。

愛犬を守るために、また、犬を飼う行為が社会的に認められるためにも、
リードは必ずして散歩するようにしましょう。

●犬の散歩におけるしつけ ~リーダーウォークのすすめ~

一般的に犬の散歩におけるしつけは、飼い主さんの横について歩く、
リーダーウォークを教え込むことが主流となっています。

リーダーウォークは、犬主導でなく、飼い主さん主導の散歩とするために必要なしつけと言えます。

犬主導の散歩ですと、犬の思うがままに引っ張ってしまいますので、特に大型犬の場合、力によるコントロールが効かなくなり大変危険です。散歩を楽しむどころではなくなってしまいます。

また、犬の思うがままに進のでしまうため、拾い食いのリスクも高まるでしょう。

散歩を安全に楽しいものとするため、ぜひリーダーウォークができるようにしましょう。

●リーダーウォークのしつけは散歩以外にも意味がある?

このようにリーダーウォークは散歩の安全のために欠かせないしつけなのですが、それ以外にも意味があるとご存知ですか?

飼い主さんの中には、小型犬だからといってリーダーウォークをしつけずに、
愛犬のペースで、ぐいぐい引っ張りられながら散歩をされている方も多いと思います。

そんな犬が、他の犬を見ると興奮して吠えまくる、なんてこともよく見かける光景です。

犬のし放題に散歩させる、それが愛犬のためだと思っている飼い主さんもおられるようですが、
実は危険な犬を育てていることに気づいておられないようです。

リードを引っ張りまくる犬=興奮状態で手が付けられない犬

この状態では、必ず攻撃的な本能が犬の中に芽生えます。
吠えるだけでなく、何かの拍子にリードから離れてしまった場合は、相手に噛みついてしまうかもしれません。

警察犬が犯人に噛みつく訓練というのは、実は、このようにリードを引っ張らせまくって興奮状態を極限までもっていくことが基本となっています。

すなわち、このような状態を毎日繰り返すと、いつか本当に手に負えない本能を出すことだってあり得るのです。

逆にリーダーウォークがきちんとできる犬というのは、飼い主さんの方をよく見て、飼い主さんに合わせて行動できるようになります。

すなわち、主従関係=信頼関係 を強化するうえで、非常に有効なのです。

●リーダーウォークの教え方

いきなり散歩でなく、散歩を始める子犬の段階(3か月を過ぎたころ)から、計画的に訓練を始めるのがよいかと思います。
また、先に『おすわり』『待て』ができるようにしつけておくこともお勧めいたします。

(参考記事)
『おすわり』→犬のしつけ 『おすわり』ができるようになる簡単な方法

『待て』  →犬のしつけ 『待て』ができるようになる簡単な方法 

室内または愛犬がすでに慣れた家の庭でリードをつけて、次の、ことを実践してみましょう。
もし適当な空間の部屋や庭がなければ、静かな時間帯の駐車場にように、人通りや車通りのない場所でも構いません。

(1)リードをピンと張らずに緩く保ち、歩き始める。
(2)もし犬が引っ張りを始めたらリードを一瞬強く引いて立ち止まり、『待て』の声かけをします。
(3)しばらく静止して一呼吸おいてから、犬の引っ張った方向とは逆の方向に進む。
(4)もし、犬がうまく飼い主の進んだ方向に一緒に歩いてくれれば、おすわりをさせてご褒美におやつをあげる。

(1)~(4)を繰り返すことで、
・行先は飼い主さんが決めるもの
・飼い主さんの横を一緒に歩けば、いいことがある

と学習させるのです。

ポイントは、リードを飼い主側が引っ張るのは、合図を送りたいためで、『待て』が制止のコマンドとなります。
それ以外では常にリードを緩く保ちながら歩くことです。

 

ここまでできるようになるまで、結構時間がかかるかもしれませんが、
これができない段階で散歩を始めてしまうと、引っ張り癖がついてしまって修正するのに余計に時間がかかってしまいます。
したがって、散歩を始める前の子犬の段階で教え込むようにしましょう。

慣れてくれば、
・右側、左側の両方歩かせる
・歩く速度を変えてみる
・おやつを与える頻度も減らして、言葉で褒めるだけにシフトする

と変化を与えながら、家の外をあるく訓練に移行していきます。

散歩の練習

●引っ張り癖が治らない場合

上記の手順を根気よく繰り返していくしかありませんが、どうしても引っ張ってしまう場合、
『おすわり』や『待て』の声かけをして、引っ張りを制止するように工夫してみましょう。

好奇心の高い子犬の場合は、どうしても興奮して、引っ張りをなかなかやめてくれない子もいます。
その場合、日頃身につけた『おすわり』『待て』でブレーキをかけてご褒美のおやつをあげ、落ち着くのを待ちましょう。

また、リードで工夫してみる、という方法もあります。

リードには、首輪タイプとハーネスタイプ(胴体を包むタイプ)の2通りに大きく分かれます。

散歩には犬の体に負担のかかりにくいハーネスタイプがお勧めではありますが、
訓練として一時的に首輪を使ってみるのもよいかと思います。

引っ張ると首に負担のかかる首輪タイプを使うことで、犬が引っ張りにくくする、
さらにスリップカラータイプといって、首輪とリードが一体になった皮布製のものだと、
より強く犬に合図を伝えることができるので、訓練には適しているでしょう。

ただし、チョークカラーと呼ばれる首輪とリードが一体になった金属のチェーンでできたタイプは、
首が強く締まりますので、訓練に慣れた上級者以外はやめておいたほうがいいでしょう。

画像をクリックすると商品ページへリンクします

小型犬の場合、体つきがやわであることと、首の位置が低くなってしまうので、首輪タイプは推奨されない場合があります。

そこで、最近は、ハーネスタイプの中にも
背中側にリードをつけれるバッククリップタイプと胸側にリードをつけるフロントクリップタイプの両方を使えるタイプとすることで訓練に適したものもあります

このタイプですと、フロント側にリードをつけた場合に犬が引っ張ると、自然に犬の胴体が横に向くので引っ張りをやめるようになります。

しつけのときはフロント側にリードを付け、引っ張りをしなくなってきたら、
バック側にリードを付けて散歩する、という使い方もよいかもしれませんね。

 

●逆に全く歩いてくれない場合

犬の性格によっては、
家から外に出たどたんに歩かなくなったり、
リードをつけたとたんに歩かなくなったりする場合があります。

外に出たとたんに歩かない場合

・モノ音がするのが怖い
・車通りが怖い
・見慣れない景色・匂いが怖い

など、歩けない理由があるはずです。

これらに慣れてくれば、歩いてくれるようにもなるかもしれませんが、
できるだけ怖がることのない静かなどころを選んで、家の外という環境に慣れていきましょう。

怖がる愛犬に無理に歩いてもらう必要はないと思います。
ゆっくりでよいので、外に出る機会をつくってください。

歩かないからといって抱っこしたりすると、常に抱っこしてもらうことが癖になり、
恐怖心がなくなっても歩いてくれなくなります。

リードをつけたことで歩かない場合

先にも説明したように、リードにもいろいろな種類がありますので、いろいろと試してみましょう。

犬の体に負担のかかりにくいバッククリップハーネスが1番歩きやすいのですが、
ペットショップやブリーダーさんのところにいたときに首輪タイプで慣れていた、
ということもあり得ますので、試してみる価値はあるかと思います。

その他の理由

歩くことが楽しくない、飼い主さんの横にいても楽しくない・・
そのように愛犬に感じさせていませんか?

飼い主さんの横を歩けばよいことがある、と理解させるために、
おやつあげたり、褒めてあげたりする、ことを忘れないようにしましょう。

●まとめ

散歩中、犬に引っ張られっぱなしで飼い主さんを時々見かけます。
犬の好きなようにさせる、という方針もあるのかもしれませんが、攻撃的な愛犬を育ててしまう危険があります。

それよりも、自然に愛犬が横を歩いてくれる、呼びかけるとすぐ嬉しそうにアイコンタクトしてくれる、
そんな散歩のほうが、安全に楽しく続けられるのではないでしょうか。

ぜひ、リーダーウォークのできるようにしつけをしてあげてください。
あなたと愛犬の絆は同じ楽しさを共有することで、もっと深くなるはずです。

愛犬の問題行動の原因はあなたです!

このブログは私の経験だけでなく、私がバイブルにしている秘密がベースにあります。

それを見れば、愛犬の問題行動は、飼い主であるあなたが原因だとわかるでしょう。

 

犬のしつけの秘密(バイブル)はここをクリック!

「叩かない」犬のしつけ方法を学びましょう!
お手する犬

正しい犬のしつけ方法は、叩いて恐怖感を植え付けるものではありません。

愛するわんちゃんとの絆のためにも、本当に正しい犬のしつけ方法を学びませんか?

3万頭のワンコを良い子に導いてきた「しほ先生」の21時間にも及ぶ動画レッスンがあります。

おすすめの記事