愛犬の問題行動の原因はあなたです!!

このブログは私の経験だけでなく、私がバイブルにしている秘密がベースにあります。

それを見れば、愛犬の問題行動は、飼い主であるあなたが原因だとわかるでしょう。

 

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一般的に「飼い犬ならばお手くらいするものだ」と思われていたり、あるいは、犬を飼ったことのない人の中には、「最初から犬はお手をするものだ」と思っている人もいるようです。できない犬は、頭が悪いのではないかと思われたり・・。

そんな『お手』ですが、やっぱり自分の愛犬がお手をしてくれる姿は可愛いですよね。

ここでは、そんなお手について考えてみました。

お手する犬

目次

●『お手』は犬のしつけとして必要か?

『おすわり』『待て』『伏せ』などのしつけは、犬の問題行動にブレーキをかけたり、興奮しているのを静めたりすることができるメリットがあり、ぜひとも訓練してできるようになっておきたいものですが、『お手』については必ずしも必要ないのでは?と私は思っています。

でも『お手』は、いわば芸の1つとして覚えておきたいものですね。

人間も直接仕事として役に立つことがなくても、歌やダンスがうまかったり特技があると、人気者になったり他人とのコミュニケーションを取れる機会が増えるでしょう。私もカラオケバーに行って知らない人と楽しむ時間が大好きです。

芸の1つとして、『お手』ができることで、犬のほうからも何かをして欲しいという意思表示をしてきたり、飼い主さんに褒めてもらえる喜びを感じてくれたりします。

コミュニケーションを図るツールとしてぜひ活用できるようにしましょう

また、お手ができるようになることで、抵抗なく手を飼い主さんに触らせてくれるようになります。

結構、手を触れたり握られたりするのが嫌な犬はいるものです。
手を拭いたり、犬の体温を簡易的に確認したりするときに、手を簡単に触らせてくれる、
ということもメリットになるでしょう。

●犬にお手を教える前に

お手を教える時期は、いつでもよいと思いますが、先におすわりができいるようになってから教えるのがよいと思います

『おすわり』→『お手』

というのが、定番的な流れであるからです。

参考記事→犬のしつけ おすわりが簡単にできる方法

●犬にお手を教える手順

(1)先におすわりをさせる
『おすわり』ができる場合は、先におすわりをさせておきます。

(2)声かけと動作のリンク
『お手』と声かけをしながら、愛犬の右手を持ち上げて自分の手のひらに載せます

(3)キープ
手のひらに載せたまま、1秒 時間をキープします。

(4)褒める
犬の手を戻して、『お利口さん』、と撫でながら褒めてあげます。

(5)声かけと動作のリンクの定着
(2)~(4)を繰り返しながら、手のひらに載せてキープする時間を2秒、3秒・・と伸ばしていきます。

5秒以上、じっと握らせてくれるまでできるように、慣れさせていきましょう。

できるたびに褒めてあげることを忘れないようにしてください。
なかなかじっとできない、手を握らせてくれない子には、おやつを見せながら、『おすわり』から仕切り直してみましょう。

(6)自発的にさせて完成
(5)までできるようになったら、愛犬の足を持ち上げることなしに、手のひらを差し出しながら『お手』と声かけだけにしてみましょう。

ここで、無事お手ができるようになれば終了です。もちろんできた場合は、おおいに褒めてあげましょう。

●お手がうまくできない場合

1日目で手を載せるようになる子もいれば、1週間以上かかる子もいます。

た、いったんできても、すぐに忘れてしまいます。

ですので、毎日、少しづつでもよいので教えてみましょう。
できなくても焦らず、一緒に楽しみながら、おやつをあげる口実や朝晩のご飯の前に実践してみることです。

また、『お手』の声かけに対して、手をあげてくれるようになっても、空振りばかりの子もいるでしょう。

飼い主さんがそれで完成、と思えば、それがその子のお手の形としてもよいのではないでしょうか?

そうでなく、きちんと手のひらの上に置く、という形を目指すならば、根気よく、上の(2)~(5)を繰り返してみましょう。

●次のステップとして

『おすわり』→『お手』

ができるようになったら、

『おすわり』→『お手』→『おかわり』

と進めてみましょう。

『お手』は右足でしたが、『おかわり』は左足というのが一般的のようです。
教える手順は、お手を教えた要領を同じです。

『おかわり』と声かけながら、愛犬の左足を自分の手のひらの上の持ってきて教え込みましょう。

●我が家の場合

育てた7匹全員お手はしてくれます。

お手を教えることで、なにかと手をつかって自己主張するようになりました。

抱っこして欲しいとき、お腹が減ったとき、早く起きて欲しいとき・・気がつくとおすわりの姿勢で手を出して私の背中をかいたり、私の座っている椅子をかいたりという感じです。

誰かがそんな風にして要望をきいてもらうのを見ると、他の子もそれを覚えて真似をするようになります。

1番に誰がするようになって、真似も誰が1番にするかも決まっています。おもしろいですね。

4匹でお利口旅行

●まとめ

『お手』は、愛犬と飼い主さんとのコミュニケーションをより深くするツールとして活用できる、簡単で有効なしつけの1つです。

おすわりしながら、お手とおかわりを交互にしてくれる・・・そんな愛犬の姿を見ているだけでも幸せな気分になりますよね。

愛犬の問題行動の原因はあなたです!

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