ストレスが原因で犬はよく病気になります。
皮膚病の発生、脱毛、突然の嘔吐などなど・・・
こんな症状が出ているのに原因がはっきりしない場合、ストレスが原因なのかもしれません。
そんなストレスから愛犬を守るのに、
待て、のしつけがその第一歩になるのだと知っていましたか?

目次
ストレスは万病のもと でもストレスなしでは暮らせない
これは犬も人間も同じですね。
ですから、なるべくストレスをかけないように犬を育てましょう、
と言われています。
しかし、人間が生きていく中でストレスなく過ごすことができないように、
全くストレスなく犬が暮らしていくことはできませんよね。
ストレスを与えないように、
・いつも愛犬と一緒にいてやる
・いつも抱っこするのを基本としている
・外に出すと怖がるので室内から一歩も出さない
そんな風に育てたりしていませんか?
もしそうなら、非常に危険な育て方と言わざるをえません。
なぜなら、そんな育てられ方をした子は、
成犬になってからストレス耐性が非常に弱くなってしまうからなのです。
犬にとってのストレスになること
犬にとってストレスになることはいろいろありますね。
ざっとあげてみましょう。
①飼い主の態度に起因する問題(飼い主が信頼できない)
・一貫性のない飼い主の態度
・飼い主による暴力
・頼りにならない飼い主の態度(ヒステリック、おびえる・・など)
②本能的な欲求が満たされない
・ご飯や水が与えられない
・散歩に一切行かず、ケージに閉じ込められたまま
・安心して眠れる自分の場所を与えられていない
・いつもトイレが汚い
・トイレと居住空間が区別されていない
③体力的なストレス
・無理やりな散歩
・過度の運動
④生活環境の変化
・日々の生活習慣が安定しない(例:ご飯の時間が不定。散歩も行ったりいかなかったり)
・引っ越しなどの大きな環境の変化
・飼い主が変わる
・家族構成が変わる(家庭に子供ができる。他の犬などペットが増える)
上記のうち、①~③については、基本的に飼い主さんが自覚していけば、
このようなことはないですよね。
特に①②については、飼い主の心得をもう一度確認しておきましょう。
→参考記事:犬のしつけの基本1 主従関係構築の7つの心得

ストレス原因の中で問題となるのは④の生活環境の変化です。
これは、不幸にして避けて通れない場合があるからです。
転勤によって引っ越しが必要になったり、
飼い主さんが事故や病気で、長期不在になったりすることだってあるのですから。
だからこそ、
ストレスなしで可愛がるのでなく、
ストレスに強く育ててあげることが必要になってくるのです。
人間の子育てと同じですよね。
常に小さなストレスを与えながら育てよう
病気するほどの大きなストレスでなく、
小さなストレスを経験させて、それをストレス解消させてやる、
というのがストレス耐性に強い子を育てるポイントです。
小さなストレスとは、しつけや生活習慣の中で与えることができます。
まずは、待てのしつけ。
そして、留守番のしつけ。
散歩ではリーダーウォークのしつけ。
待てのしつけができていない犬は、
我慢する、という日頃の訓練ができていないのと同じです。
留守番のしつけも大事な我慢の訓練です。
リーダーウォークは、さらに忍耐を持続できる強い子を育てます。
そんな我慢の訓練のできていない子は、
飼い主の姿がちょっとの間でも見えなくなると、
不安でストレスを一気に抱え込んでしまいます。
飼い主は、いつなんどき不慮の事故や病気、その他身内の不幸などで、
長期に家を空けなければならないかもわかりません。
そんな場合、1日中留守番もできない犬ならば、
見知らぬ預かり所などで過ごすことで病気になってしまうだってあるのですね。

しつけは犬を守るためのもの
しつけは、犬を守るためのもの。
待て。叱る。短時間でも毎日留守番をさせる・・・
普段から小さなストレスを与えるしつけをして、
我慢強い犬に育ててあげましょう。
そして、我慢させたら、思いっきり褒めてあげる。
一緒に思いっきり遊んでやる。
散歩も適度に連れていってやる。
一緒に深く眠る。
そんな風に子犬のころから育てられた犬は、
ストレスに強い成犬になることができます。
肉体的にも鍛えてあげよう
心だけでなく肉体的なストレスもそうです。
平坦な道ばかりの散歩じゃなく、
上り下りのある道や、いつもより少しづつ長い距離を歩く・・など。
あるいは、時々ドッグランで思いっきり走らせる。
室内でずっとぬくぬくじゃなく、
時には寒い夜空を一緒に歩く。
そんな時間を大好きな飼い主さんと過ごすことが、その子が長く生きられる源になるのです。
まとめ
小さなストレスを与えて、強い子に育てる。
人間の子育てと同じですね。
待てのしつけ
留守番のしつけ
リーダーウォークのしつけ
そして、ストレスを与えたら褒めてストレス解消してあげる。
そんなしつけが、
いざというとき愛犬を守ってくれることになるでしょう。



