愛犬の問題行動の原因はあなたです!!

このブログは私の経験だけでなく、私がバイブルにしている秘密がベースにあります。

それを見れば、愛犬の問題行動は、飼い主であるあなたが原因だとわかるでしょう。

 

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普段はちゃんとお座りもお手もしてくれるのに・・・
一旦興奮しちゃうと言う事を聞いてくれない。

そんな愛犬に手を焼いていませんか?

例えば・・・
散歩のリードを手にしたとたんに
興奮状態に吠えてなって手がつけられない。

なんとか無理やりお座りさせて、お手をさせても、
玄関から出ると興奮して吠えだす。

 

 

そんな問題行動を解決するには、
いったいどうすればよいのでしょうか?

興奮した犬

目次

犬は興奮すると止まらない

犬の興奮曲線を描くと、下図のようになります。

犬の興奮曲線

興奮対象の刺激があると、
平常心状態(A)→ 興奮状態(B)→ 危険ゾーン(C)

と一気に突中してしまうのですね。

もう
ゾーン(C)のカーブを見れば、
コントロール不能なのは一目瞭然
です。

 

そう、犬は興奮すると止まらないんです。
だから、興奮する前に対処することが大切なんですね。

 

でも、ここでのポイントは
(C)になってから対処しようとしても完全に手遅れ、

でなく、

(B)の段階でももはや手遅れなんだという認識を
飼い主さんが持つことです。

すなわち、
(A)の状態をキープさせ、
(B)に入ってしまう前に対処することが必要なのです。

 

犬のしつけのコツ 興奮のチャンスを与えない

方法としては、
普段からお座りやお手、待て のコマンド訓練をしっかりしておいて、
まだ(A)の段階で、お座り・待て などのコマンドをかけて平常心を保たせることです。

特に普段から、
『待て』の訓練がしっかりできていることが大切です。

おやつなどのご褒美が欲しい時だけする形だけの待てでなく、
ご褒美がなくても飼い主さんとの信頼関係でできる実践的な『待て』ができていることです。

実践的な待て については、
記事なぜ愛犬は待てをできないのかを参考にしてみてください。

 

こういった生きた『待て』の訓練ができているか否かが、
その訓練が一発芸で終わるか、興奮のコントロールができるようになるか、の境目となります。

 

そうした生きた『待て』ができることが前提ですが、
犬の興奮曲線の状態(A)の段階で『待て』のコマンドをかける訓練をしていきましょう。

そうすることで、興奮の対象があっても、興奮するチャンスを与えず、
じっと耐える愛犬を育てることが可能になるのです。

 

飼い主が愛犬の興奮対象をまず知る

あなたの愛犬は、どんなときに興奮するでしょうか?

犬が興奮するのは様々な場合があります。

怖いとき、
嬉しいとき、
大好物を目の前にしたとき(過大な要求のとき)、
競争心が刺激されたとき(主に群れの誰かが吠えだすと一斉に興奮して吠える)

などなど・・・・

 

普段から、自分の愛犬が興奮しやすい状態というのを、よく観察して知っておきましょう。

 

犬のしつけのコツ 興奮対象に耐える訓練をする

そして、
こういった興奮の原因が近づいてきたとき、
あるいは発生しそうなとき、

その前の平常心(A)の状態で、
『待て』のコマンドをかけて平常心を保つ訓練をします。

 

例えば、
近所のAさんが近づくとなぜか興奮して吠えてしまう場合でしたら、
Aさんが見えない段階で『待て』のコマンドをかけておき、
その後でAさんに登場してもらいましょう。

最初は、Aさんの登場時間は短くして、距離も遠くにしておきましょう。

そして、Aさんが見えなくなるまで無事に待てをキープできたら、ご褒美をあげます。

 

これを繰り返して、Aさんが、長時間近距離にいても我慢ができるように訓練するのです。

そうすることで、興奮対象があっても平常心を保てるようになっていきます。

興奮状態(B)や危険ゾーン(C)に入らないよう、あるいは、
(A)の区間を長く保てるようコントロールできるようになっていくのです。

犬の興奮曲線の改善

我が家での興奮コントロール

我が家でも、興奮のコントロールは大きな課題でした。

現在は6匹の多頭飼いをしている我が家ですが、
一旦誰かが興奮して吠え始めると、
全員が興奮してしまうことを繰り返していたからです。

 

特に、ドライブ中に誰かが散歩中の他の犬を見つけて吠え始めると、
その散歩中の犬をまだ見つけてもいない子たちも、一斉の吠え始め、
いったい何に向かって吠えているのかわからない状態に陥っていました。

対象の散歩中の犬が見えなくなってからも吠え続ける、
なんてことがよくあったのです。

 

ともかく狭い車内空間でやかましいので、
なんとか訓練できないか、

と考えました。

 

そこで、ドライブに一匹ずつ連れだしては、
他の犬をその子が見つける前に私が見つけて、
いち早く『待て』のコマンドを出して、
おとなしくできたらご褒美をあげることを繰り返しました。

でも、一匹だけだと大人しく待てができても、
みんなで出かけると、なかなかうまく行かないですね。

一匹だとすごいお利口さんにできるようになったのに・・・・

ドライブ中のりんちゃん

 

みんな一緒だと、すごく強気になるというか、
それとも競争心からなのか・・・なかなか難しいものです。

でも、それでも100点にはまだ遠いですが、
訓練を開始する前に比べると、
ずいぶん興奮のコントロールができるようになってきましたよ。

犬のしつけは、ともかく根気あるのみですね。

 

まとめ

犬の興奮は、様々な要因がありますが、
興奮してしまうチャンスを与えない!

それが、興奮をコントロールするコツなんですね。

 

実践的な『待て』の訓練と合わせて、
念頭において愛犬と接していけば、

少しでも愛犬とあなたの距離が縮まること間違いなしですよ。

愛犬の問題行動の原因はあなたです!

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それを見れば、愛犬の問題行動は、飼い主であるあなたが原因だとわかるでしょう。

 

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