愛犬の問題行動の原因はあなたです!!

このブログは私の経験だけでなく、私がバイブルにしている秘密がベースにあります。

それを見れば、愛犬の問題行動は、飼い主であるあなたが原因だとわかるでしょう。

 

犬のしつけの秘密(バイブル)はここをクリック!

犬のしつけで、おすわりができるようになったら、『ふせ』に挑戦してみましょう。

若干、おすわりよりはハードルが高いですが、
ふせができる、ということがキープ出来る様になれば、愛犬との絆がより深まること間違いなしです。

ふせするわんちゃん

目次

●犬のしつけで、なぜ『ふせ』ができるようになるとよいのか?

『ふせ』の状態とは、いわゆるスフィンクスのようにお腹が地面についている状態です。

『ふせ』ができるようになるには、おすわりよりも、より強い主従関係が飼い主さんと愛犬との間にできていることが必要だと言われています。

いったんできるようになっても、何らかの理由でこの主従関係が弱まると、伏せをしなくなってしまうこともありますので、主従関係の確認という意味でもできるようになるとよいでしょう。

『ふせ』のメリット

服従心が確認できるというメリットのほか、

・おすわりよりも、より犬がリラックスして休める
・犬の突発的な動きを抑制できる

というメリットがあります。

『ふせ』の意味

飼い主さんからの命令としての『ふせ』は、犬側からみると服従の意味があります。

お腹を下につけ、相手を見上げる『ふせ』の姿勢は絶対的に服従しなければできない姿勢だからです。

この理由から、教え込み定着させるには、おすわりよりもハードルが高いわけですので、焦らず根気よく教え込みましょう。

この他、犬同士のふせの意味としては、お互いに落ち着かせようとする意味があると言われています。

集団で行動する犬たちの中で、より地位の高い犬がほかの犬を落ち着かせようとする行動で、地位の低い犬ほど、ふせをしない傾向があるようです。

また、飼い主さんに対して自発的にするふせの中には、『つまんないの~』の気持ちの表れの場合もあります。

我が家のダックスちゃんは、ボール遊びが大好きで、ボール投げを催促するのですが、途中でやめたりすると、よく『つまんないの~』とふせをしながら待っていることが多いですね。

●犬のしつけ 『ふせ』の教え方の基本方針

『ふせ』を教える基本方針は、おすわりと同じで、できたら褒める、を繰り返すことです。

おすわりよりもハードルが高いので、力づくで押さえこんで伏せさせる、という方法を取る場合もありますが、犬が驚いて余計に抵抗する可能性がありますので、犬との信頼関係がきちんとできていないと、ますます言うことを聞かなくなりますので注意が必要です。

また、褒めることで行動を定着させるには、普段からあまり褒め慣れない状態を作っておくことも大事です。

●『ふせ』を教える手順
(~『おすわり』から『ふせ』への移行~)

まず、おすわりができるようになっていることが前提です。
おすわりもできていないと、ふせはできるようになりません。

まだの場合は、まず、『おすわり』ができるようにトレーニングしましょう。
参考記事:犬のしつけ 『おすわり』ができるようになる簡単な方法

 

それでは、『ふせ』を教える手順は以下の通りです。

(1)ご褒美を準備する
ご褒美となるおやつを準備しましょう。
おやつでなくても、おもちゃなど、その子が興味を持つもの、欲しがるものでも構いせん。
また、周りに犬の集中をそぐ物音や他の犬などのいない環境がよいでしょう。

2)『おすわり』をさせる
おやつを隠した状態で、『おすわり』をさせます。
もちろん、おすわりができたら、言葉で褒めてあげましょう。

(3)おやつに注目させる
おすわりをさせた状態から、犬の正面に中腰で立ち、アイコンタクトを取りながら、おやつを、犬の鼻先に近づけてください。

(4)おすわりの姿勢からの誘導
犬の興味がおやつに集中したら、鼻先から地面におやつをおろしながら『ふせ』と声をかけてください。

これで『ふせ』ができる場合もありますが、前足だけたたんで、腰がまだ降りない状態のままのことが多いかと思います。

その場合は、おやつを正面でなく斜めにおろしてみましょう。うまく後ろ足も畳みこむよい位置を捜してみるとよいと思います。

(5)ご褒美をあげる
うまく『ふせ』の状態ができたら、おやつをあげて褒めてあげましょう。

6)繰り返して定着
(1)~(5)を繰り返して、定着できるようにしていきましょう。

(7)おやつなしでできるようにトレーニング
定着できたら、おやつがなくても、ジェスチャーと声かけだけで『ふせ』ができるようにしましょう。

ジェスチャーとしては、手のひらを下に向けて広け、そのまま下におろすのがよいでしょう。
手のひらを下におろしながら『ふせ』と声かけをしてふせができるようにるとよいでしょう。

もちろん、ふせができれば、『お利口さん』となでてあげたり、隠し持っていたおやつをあげて褒めてあげましょう。

●うまく『ふせ』ができない場合、注意点

まずは『ふせ』の姿勢を覚えてもらう

おやつをおろす位置で、うまく『ふせ』の姿勢へ誘導することがポイントですが、どうしてもうまくいかない場合は、おやつで誘導しながら、お尻を軽く押さえて後ろ足もおろさせるとよいでしょう。

前足をおろさない場合は、両手で前足持って前にだすよう軽く誘導してあげましょう。

バーや膝下に誘導する

ほかの誘導方法としては、おやつを何かバー状のものの下にくぐらせ、犬の腰をバーにあてながら伏せの姿勢にもっていく方法もあります。

バーの代わりに飼い主さんの膝を犬がくぐられる程度に低くさげておいて、おやつを膝の下通して犬が膝下をくぐるように誘導し、膝で押さえ込むという方法もよく使われます。

●『ふせ』を教える手順
(~立ち姿勢から『ふせ』への移行~)

おすわりの姿勢から『ふせ』へ移行できるようになったら、立ちの姿勢からの『ふせ』への移行にも挑戦してみましょう。

手順は、おすわりからの『ふせ』への移行の手順で(2)を省いてしまえば、あとは基本的に変わりません。

●我が家の場合

我が家でも上記の手順にそって教え込みましたが、正直言うと、おすわりではすぐにできた子も、『ふせ』はなかなか覚えませんでした。

おすわりは、それこそ、教えたその日にできましたが、『ふせ』はそこから何週間もかかった子もいました。
また、『ふせ』をしばらくしないと、すぐに忘れてしまう傾向もあるようです。

まず手順として、おやつを地面にさげて『ふせ』へ誘導させた場合、比較的すぐに『ふせ』の姿勢を取る、あるいは完全に『ふせ』の姿勢でなくとも、前足をおろした姿勢にまではすぐに移行できる子と、そもそも前足をなかなか降ろさず首だけをおろしてしまうという子とで大きく違いました。

すぐに前足をおろせる子は、上記の『ふせ』を教える手順で比較的スムーズにできるようになりました。

なかなか前足をおろしてくれない子というのは、普段からも『ふせ』の姿勢を自分で取っていない子によくあるのかと思います。

例えば、我が家のトイプードルのキャロルちゃんは、我が家に4番目にやってきた子ですが、おすわり・待て、はすごく上手に覚えることができた子です。しかし、ふせに関しては、なかなか前足をおろす姿勢を取ることができませんでした。

そこで、よくキャロルちゃんのことを観察すると、普段からリラックスしているときでも自発的にふせの姿勢をほとんど取っていないことに気づいたのです。

対策として、ふせのトレーニングとは別に、撫でてあげたり寝転んだりして一緒に遊んでやるときに、前足を伸ばさせてふせの姿勢にまで押さえ込んでまず覚えさせる、姿勢に慣れさせる、ということをやってみました。

遊びながらなので、押さえられながらも、とくに抵抗なく姿勢に慣れさせることができたと思います。

ふせするキャロル

そうすると、姿勢に違和感がなくなったのか、『ふせ』のトレーニングでもおやつで伏せの姿勢にうまく誘導できるようになりました。

●まとめ

『ふせ』ができるようになるには、『ふせ』を教える基本的な手順の中でできない理由を、その子に合わせて考えてあげることが有効だと思います。

また、大前提として忘れてはいけないのは、犬との主従関係=信頼関係の構築を普段から心がけることが大事ですね。

そのために、根気よく、一貫した姿勢で、よく愛犬のことを観察してあげながら正しい愛情をもって接っすることで、飼い主さんが頼られるリーダーになるよう心がけましょう。
参考記事:犬のしつけの基本1 主従関係構築の7つの心得

伏せができる=主従関係がきちんとできていることの確認チェック

と言えますので、ぜひできるようにしていきましょう。

愛犬の問題行動の原因はあなたです!

このブログは私の経験だけでなく、私がバイブルにしている秘密がベースにあります。

それを見れば、愛犬の問題行動は、飼い主であるあなたが原因だとわかるでしょう。

 

犬のしつけの秘密(バイブル)はここをクリック!

「叩かない」犬のしつけ方法を学びましょう!
お手する犬

正しい犬のしつけ方法は、叩いて恐怖感を植え付けるものではありません。

愛するわんちゃんとの絆のためにも、本当に正しい犬のしつけ方法を学びませんか?

3万頭のワンコを良い子に導いてきた「しほ先生」の21時間にも及ぶ動画レッスンがあります。

おすすめの記事